SICKNESS
病気のお話し
尿の検査のお話し
尿検査って何をするの?
私達人間と同様の検査を行います。特に異常がみられやすい項目は以下の通りです。
- pH(尿が酸性かアルカリ性か。)
- 潜血(血液が混ざっているか。)
実はみためは血尿ではなくても検査では血尿のことがよくあります・・・・。 - 比重(尿が濃いか、薄いか。)
- 蛋白、尿糖(尿中蛋白、尿中ブドウ糖の有無。)
- 沈渣(感染、炎症、腫瘍、結晶などの有無を顕微鏡にて観察します。)
尿検査でわかることは?
- 膀胱炎などの炎症や感染の有無。(潜血や沈渣に異常がみられることがあります。)
- 腎臓の機能(比重や蛋白に異常がみられることがあります。)
- 糖尿病の有無(尿糖が認められます。)
- 尿石症(pHや沈渣に異常がみられます。)
こんな時は尿検査をお勧めします!
私達人間と同様の検査を行います。特に異常がみられやすい項目は以下の通りです。
- 普段より尿の回数が多い。
- 普段より尿の量が多い。
- 尿の色がおかしい。
- 水を飲む量が多くなった。
- 陰部を気にする、舐める。
尿を取るためには?
ウロキャッチャー | 採尿容器 |
ワンちゃんはお散歩のときにとるのが一般的ですね。
採尿容器とウロキャッチャーをつかいこなすことで、なんとか尿を持ってきてもらいます。
ネコちゃんは尿を取るのが難しいです。
簡単に尿を取ってくる方法として二層式のトイレにしてもらい、猫砂が尿を吸収しないタイプにする方法があります。トレイにペットシーツを敷かなければ、尿が下のトレイに溜まり簡単に採取できるしくみです。
※採尿容器や、ウロキャッチャーは病院内にて無料で配布しておりますのでお気軽にお声かけ下さい。