兵庫ペット医療センター

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ワンちゃんネコちゃんの病気のお話

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てんかんのお話

てんかんとは脳の異常が原因で、主に痙攣(けいれん)発作を症状とする病気です。

イラスト痙攣発作時は、体がピーンとつっぱったり、ガクガクしたりします。通常意識はなく呼びかけには反応しません。
ワンちゃんの約5%、ネコちゃんの約2%にはこの病気があると言われています。
ヒトよりも、ペット達のほうがてんかんにないやすいと言えるでしょう。

≪注意≫
ただし痙攣発作は脳以外が原因で起こることもあるので、痙攣発作の場合、まずは脳以外の病気から疑っていきます。痙攣発作を起こしたが、血液検査にて異常が認められない場合、てんかんを疑って脳の検査(MRI)に進みます。

MRIについて

脳や脊髄の検査に最適ですが、ペット達には全身麻酔が必要になります。
通常1〜3時間ほどの検査で予約が必要となります。
MRIで異常が見つかる場合と、MRIで異常が見つからない場合があります。MRIで異常がない場合、脳波の異常と考えられていますが、これらは特発性てんかんと呼ばれます。特発性てんかんの治療は『抗てんかん薬※』を用いて、痙攣発作の頻度を下げたり、発作時間や程度を和らげることになります。
MRIにて異常が見つかった場合には、抗てんかん薬だけではなく、原因に対する治療も必要となります。原因によって治療方法も様々です。

※抗てんかん薬は生涯投薬が必要ですが、痙攣発作のコントロールが良好であれば、寿命を全うできることがわかっています。抗てんかん薬にもいくつかの選択肢があり、獣医師と相談して薬を選択することとなります。

痙攣を起こしたら?

ペット達は意識がなくなってしまっていますので、頭を打ったりしないように注意してあげます。通常は数分で落ち着くと思います。
電話をする余裕があれば病院に連絡して、指示を仰いでください。
痙攣かどうかがわからない場合には、携帯の動画等の撮影が便利ですが、こちらも余裕がある場合は行ってください。

1度痙攣発作が起こったら、すぐにMRIが必要?

繰り返しにはなりますが、痙攣発作を起こす原因は脳以外にも考えられるので、まずは血液検査でしょう。血液検査で問題ない場合には、痙攣の持続時間と頻度が重要であり、1か月の間に2回以上痙攣発作を起こしたり、1度の痙攣発作の持続時間が長い場合にはMRIが必要となります。飼い主様との話合い次第ではすぐにMRIを撮影することもあります。

MRIの費用は?

体重にもよりますが全身麻酔になりますので、撮影代と合わせて6万円〜となります。
MRI以外の検査費や治療費は別途必要となります。

最後に

てんかんや痙攣は怖い言葉で、難しい言葉であると思います。
診断に必要なMRIは尼崎本院にございます。必要と判断すれば、最速で診断をすることが可能です。痙攣発作やてんかんを疑った場合や、不明な点がある場合はいつでも当院にご相談くださいね。